前回の記事で書いたZOOMのインストール時にiBusが勝手にインストールされてfcitx-anthyが使えなくなる問題についてflatpakを経由するよりもシンプルな解決策が見つかったので書こうと思う。
前回の方法について
flatpak経由でZOOMをインストールすることにより依存関係の問題を回避させるというゴリ押しの方法を示したがもっとシンプルにできるみたいです。(
前回の方法)
今回紹介する方法はflatpakやsnappyを経由してインストールしたときに得られる恩恵は得られないことを先に述べておきます。
インストール方法
注意:Debian系ディストロが前提です。今回はPepperMintを使用しています。
まずは公式サイトからインストール用をダウンロードします。
$ wget http://zoom.us/client/latest/zoom_amd64.deb
ダウンロードしたファイルをインストールします。
$ sudo apt install ./zoom_amd64.deb
まあ、普通にインストールするわけですわ。。。
このままだとfcitxとibusが競合して日本語入力ができなくなってしまうので次項で説明する操作をしてください。
Fcitxを使えるようにする設定
言語サポートを開く(PepperMintの場合は以下の画像の通り)
インストールを選択(時間かかるのであとで通知するをクリックして飛ばしてもOK)
環境によっては「入力方法を明示的に指定しますか?」とダイアログが出てくるので「はい」を選択する。(今回は出なかった)
最後に入力方法をfcitxに設定してやるとzoomにfcitxで入力できるようになる。
もちろんuimやscimなども設定できる。
ついでに
この方法を用いればZOOMのインストール以外にもFcitxとUIMを共存させるときにも使うことができる。
そもそもなんでZOOMはibusを要求するのだろうか。。。
1. zoom チャットで日本語入力できない
Linux 初心者です。 linux mint 20.1 Ulyssa をインストールし、検索など日本語入力が 使えています。
ところが、#ZOOM アプリでは、日本語化できているのですがチャット入力では 日本語が入力できません。
ググってもなかなか先が見えず、某にわかペンギン使い様の記事が非常に近いと思い、失礼ながらコメントさせて頂きました。
入力メソッドを見る限り、 Mozc:fctixしか入っておりません。
何か考えられることなどございますでしょうか?
※追記 2/18
Mintのソフトウェアマネージャーからインストールしたzoomを削除して
公式サイトでLinuxのMint用をダウンロードしてインストールしたところ
解決しました。
お騒がせしました。
貴サイトこれからもLinuxの参考とさせて下さい。